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(R04産)当別よつぎ米 白米1Kg
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(R04産)当別よつぎ米 白米1Kg

商品コード:
kom0000025
884
8
北海道当別町『菅村農園』の、
菅村健徳さん生産の自然栽培ななつぼしです。


【ななつぼし】
ほどよい甘みと粘りでとても食べやすく、冷めても美味しさが変わらないのでお弁当などにも人気です。
バランスの取れた味わいで、飲食店などでも幅広く好まれているお米です。

粘り:ほどよくてあっさり
粒の食感:少しやわらかい
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。

生産者:菅村健徳さん(菅村農園)

高校を卒業後、札幌や仙台で営業の仕事に就いていた菅村さん。2007年、仙台にいたとき、父親が難病であると知らされます。翌年には農作業ができなくなり、後継者問題が浮上します。「ちょうど僕自身、営業の仕事が自分にとって一生の仕事かどうか悩んでいた時期でもありました。兄は農業を継がないと言っていましたし、かといって自分が継ぐというのも…という感じでした」。そのことを友人たちに相談すると、「新規で農業をやりたいという人からすれば、恵まれている環境だよ。土地だって、機械だってあるわけだし」と思ってもいなかった答えが返ってきました。「そうか、それなら、ちょっと農業の勉強してみようかなと思いました。勉強してみて、これは違うと思えばまた考えればいいしと…」。
(R04産)当別よつぎ米 白米1Kg

目指したい方向が見えた一冊の本との出合い

たまに農作業を手伝うだけだったので、農業について分からないことだらけだった菅村さんは、まず農業関連の本を読んでみることにしました。最初に手にしたのが、奇跡のりんごで知られる木村秋則さんの本でした。「薬も肥料も使わない農業というところに強い感銘を受けて、ドはまりしました(笑)。こういう農業ならやってみたいと思いました」と振り返ります。肥料や農薬はいるものだと思っていた菅村さんにとって、木村さんが実践する自然栽培は目からウロコでした。
(R04産)当別よつぎ米 白米1Kg

農業を通じて、食や健康についても考えるように

農業をはじめてから、ただ農作物を作るだけでなく、食のこと全体を学ばなければならないと気付きます。「安心安全な食べ物とは何なのか、添加物は必要なのかなど、食にまつわるあらゆる本を読み、講演会や勉強会にも参加しました。食養や発酵のことにも興味がわき、人の体や健康、環境のことなども意識するようになりました。昔は、農薬は必要悪だと思っていましたが、学ぶ中で、人体への影響を考えるとやっぱり農薬は使いたくないと思いました」。こうした学びをベースに、安心して食べることができる農作物を作り続けています。
(R04産)当別よつぎ米 白米1Kg

学校給食のお米をすべて無農薬にしたい

菅村さんは、農業の仕事の合間に味噌作りなどのワークショップも行っています。子どもたちにもしっかり食のことを伝えていきたいと考え、小学校で親子の味噌作り体験も開催。「子どもの舌は正直です。添加物の入っていない、本物の味噌の味を知ることで食生活が変わると思います」。

次の世代のことを考え、行動している菅村さん。自宅は江別市にあり、子どもたちも江別の学校に通っています。今の目標は、「江別市の学校給食のお米をすべて無農薬にすること」と話します。「食の勉強会に出たり、自分でイベントを開催して気づいたのが、参加してくれる方は、最初から食や健康に興味を持っている人が大半であるということでした。興味がない方たちにも知ってもらいたいのに、なかなか広がらないというジレンマがあります。でもあきらめずに、少しずつコツコツやっていくしかないと思っています。その一方で、たくさんの人の食の意識を変えていくには、大きく根底から変えることが必要だとも感じています。そのためには、学校給食が一つの鍵になるのではと考えているところです」。熱い想いが言葉の一つひとつから伝わってきます。


(「MOKUマガジン MOKUな人 Vol.5」より引用)
(R04産)当別よつぎ米 白米1Kg